ABOUT
&SPACE PROJECT
宇宙ロケットの開発廃材を活用したアップサイクルプロジェクト
CLIENT
- 自社事業
- 株式会社人間、釧路のローカル企業たちの協力
オリエン内容
宇宙産業を身近にしたい。
プロジェクトの全体統合設計
地域産業活性化に向けた商品開発プロデュース
ADDRecとして達成したかったこと
新たなサーキュラーエコノミーの創出と地域における認知向上。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)「Co-Design Challenge」プログラムに選定
「&SPACE PROJECT」は宇宙ロケットの開発廃材を活用し、新しいプロダクトを生み出すアップサイクルプロジェクトです。宇宙産業が活発な北海道を舞台に、道内のものづくり企業や道内外のクリエイターが力をあわせ、宇宙をもっと身近に感じられるプロダクトを開発。この取り組みを通して、宇宙ビジネスが盛り上がる現代における、新しい産業の創出を目指します。
&SPACE PROJECTが取り組む、宇宙ロケットの開発廃材を活用し、新しいプロダクトや産業を生み出すアップサイクルの取り組みが「Co-Design Challenge」プログラムのコンセプトと合致し採択されました。
今回開発した宇宙タンクベンチは、インターステラテクノロジズ株式会社のMOMOの初号機より以前の試験用燃料タンクをリメイクしたベンチです。MOMOの燃料であるエタノールと液体酸素が搭載されるタンクはアルミの板を丸めて、両側に半円状のドームを溶接して作られます。外装との結合部は細かな板を枡状に溶接して強度と軽さを保っています。素材は極低温の燃料に耐えられ、強い強度と軽さを併せ持つアルミ合金です。
宇宙タンクベンチは今後、仕様やデザインのアップデートを経て、大阪・関西万博の開催期間中、会場に常設される予定です。